リライフの強み②フィットネス

就労継続支援A型リライフには、「フィットネス」の健康的な就労サポートがございます。
大阪市中央区・淀屋橋にあるリライフのオフィスは、就労施設の半面を広く使った「フィットネス」スペースをご用意。
当社職員が、ご利用者のパーソナルトレーナーとして、
・体幹ストレッチ
・がんばらない筋トレ
・チューブ運動
など、運動が苦手な方や、フィットネス初心者の方がはじめやすいプログラムをご用意しています。
在宅型の就労支援で課題となっていた「運動不足」を補うことで、
心身のコンディションを整え、ご利用者の方が快適に就労ができるようにサポートいたします。
リライフのオフィスは、大阪メトロ・京阪本線「淀屋橋」「北浜」駅から徒歩5~6分と、駅チカで通いやすいメリットも。
今回はリライフの特色のひとつ、「フィットネス」についてご案内いたします。
「テレワーク」の課題、
「運動不足」を解消
2020年以降、新しい働き方として普及した「テレワーク」。
障がい者雇用の分野でも、これまで働くことが難しかった方に「自宅で働く」という新たな選択肢が生まれています。
一方で、「テレワーク」の課題となるのが、「健康管理」や「運動不足」です。
4万人の在宅就業者を対象に行った、国土交通省の「令和五年度 テレワーク人口実態調査」によると、
テレワークのデメリットとして「運動不足になる、外出が減る」と答えた人が約54%(「とてもそう思う・そう思う」と答えた人の割合)で最多回答となりました。
また筑波大学大学院と健康機器メーカーの「タニタ」が、都内の大手企業の会社員(100人)を対象に行った調査によると、
新型コロナウイルスの流行前の歩数が「1万1500歩」だったところ、テレワークに切り替えたことで、歩数が29%減。
なかには1日あたり「2700歩(約70%減)」となったケースも見られました。
就労継続支援A型リライフでは、「在宅型」の就労支援として「テレワーク」による業務を日常的に行います。
そのため、「ご利用者の健康をどのように守るか」と考えたとき、
「テレワーク」の就労支援のみではなく、「運動不足」をどのように解消するのか、という課題が浮かび上がりました。
リライフでは「テレワーク」と「フィットネス」をセットにすることで、
「在宅型の就労支援」のデメリットを解消しながら、働きやすい職場づくりを行っています。
リライフの「フィットネス」のプログラム紹介
では、リライフの「フィットネス」の具体的なプログラムについて見ていきましょう。
リライフのフィットネスサポートでは、当社職員がパーソナルトレーナーとして、ご利用者の運動習慣をサポートします。
初回~慣れるまでは、オーダーメイド式で、ご利用者の体調や、当日のコンディション、体力レベルに合わせた支援を行います。
トレーナーとなる職員がマンツーマンで聞き取りを行いますので、ご希望の内容がございましたら、ぜひ仰ってください。
普段、運動をしていないという方も、「がんばらなくていい」運動・ストレッチメニューをご用意しております。
提供予定のプログラムとしては、
【体力に不安がある方】向け
◎ストレッチメニュー
運動レベル ☆☆
呼吸法➡ストレッチ➡軽い体操
👉リラックス・ストレス軽減・肩こり改善の効果

【体力を付けたい方】向け
◎筋トレ&有酸素運動メニュー
運動レベル ☆☆☆
チューブを使った筋力トレーニング➡軽い有酸素運動
👉アクティブ・筋力アップ・意欲向上の効果

【心を落ち着けたい方】向け
◎メンタルサポート&コーチングメニュー
運動レベル ☆
呼吸法➡体操➡雑談コーチング
👉落ち着き・メンタル改善・意欲回復の効果
の3つのコースを提供予定です。
ご利用される方のご希望に合わせて、「肩こり・姿勢改善」など、
テレワーク特有のお悩みごとに集中したサポートも可能です。
メニューはオーダーメイド式で、ご利用者の目的や普段の運動レベルに合わせたメニューを提供します。
通所日のスキマ時間にぜひご活用ください。
フィットネスの流れ
リライフのフィットネスは、1セッション(1回)あたり「15分~30分」でプログラムを進めていきます。
「1回15分」のコースと「1回30分」のコースがあり、どちらかお好きな方をお選びいただけます。
フィットネスは、通所日の業務時間外(休憩時間・終業後など)に実施します。
希望者制ですので、フィットネス・プログラムに参加するかどうかは、自由にお選びいただけます。
フィットネスの流れは、
①腹式呼吸(1分)
②肩回り・首回りのストレッチ(3分)
③股関節・もも裏のストレッチ(5分)
④姿勢リセット(3分)
を1セッションで行います。
フィットネスをはじめる前に
セッションの開始前に、事業所内で「静かなスペース」を確保します。
フィットネスに使用する「マットレス・ダンベル・チューブ・記録シート」などは、スタッフ側でご用意いたします。
当日の服装は、「動きやすい服装」でお越しください。
ご利用者の側でご準備いただくものは「タオル・水分補給用の飲料」のみでOKです。
事業所内にはウォーターサーバーもございますので、ご自由にお使いいただけます。
フィットネスは、緊張を和らげ、リラクゼーションを目的としたプログラムですので、
負荷の強い運動トレーニングは行いません。
運動がはじめての方も、安心してご参加いただけるように準備しております。
①ストレッチ&呼吸
フィットネスのプログラムは、呼吸を整えるところからスタートします。
深呼吸をしながら、普段は意識することのない「吸って、吐く」を繰り返してみましょう。
ゆったりとしたリズムで呼吸を行うことで、副交感神経が優位になり、リラックスの効果があります。
呼吸を整えたあとは、体幹のストレッチに入っていきます。
テレワークの症状の原因となりやすい「肩こり・腰痛」などを抑えるため、
肩や脚の付け根の関節をゆるめるストレッチを行います。
呼吸が整い、ストレッチのフェーズが終わると準備運動は完了です。
②やさしい筋トレ
次は、初心者の方も取り組みやすい「やさしい筋力トレーニング」を行います。
運動がはじめての方も「がんばらなくてもできる」トレーニングを中心に行います。
伸縮するチューブを使った「スクワット」や、
初心者の方に負荷の少ない「膝つきのプッシュアップ(腕立て伏せ)」
姿勢改善に効果のある「チューブローイング」などを行います。
休憩を挟みつつ、2周したところでトレーニングが終了します。
③クールダウン&声掛け
お疲れさまでした、あとは腹式呼吸をしながらクールダウンの時間となります。
トレーナーが、今日の体調やトレーニング後の気分、フィットネスの感想など、簡単なヒアリングを行います。
振り返り用のチェックシートをお配りしますので、ご記入いただいて、フィットネスの時間は終了です。
こまめな水分補給も忘れずに、フィットネスを楽しんでみてくださいね。
担当トレーナーよりひと言
私は、これまで自身のボディメイクの実践や、福祉領域・キャリア相談といった仕事を通じて、
「人が自分らしく生きるためには、身体の健康と心の安定の両方が必要である」
と強く感じてきました。
その経験から、フィットネスを単なる“運動”としてではなく、
「自分を取り戻す時間」
「安心して自分の体と向き合える場」
として活用していただけるようなプログラムをつくりたいと考えました。
この取り組みは、がんばらなくていい“整えるための運動”です。
生活の一部として無理なく続けられる支援を、ここから届けていきます。
一般社団法人 関西キャリア教育センター
担当トレーナー・事業責任者 内藤